POSレジの導入を検討するにあたって、スマレジは無料で利用できると聞き、魅力を感じている方も多いはずです。一方で、無料と聞くと必要な機能が利用できなかったり、サポートがついていなかったりするのではと不安に思う方もいるのではないでしょうか。
スマレジにはいくつかプランがあり、スタンダードプランであれば月額利用料が無料です。しかし、周辺機器を揃えるための初期費用がかかったり、機能に制限があったりするのは事実です。
この記事では、スマレジを月額0円で利用できるスタンダードプランについて解説します。最後までお読みいただくことで、スマレジにおいて無料でできることはなにか理解できるようになるはずですよ。
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スマレジの無料プランとは?
スマレジには、無料で利用できるプランが用意されています。正式には「スタンダードプラン」という名前であり、1店舗のみではあるものの月額費用が無料で利用可能です。
無料のスタンダードプランはスマレジの有料プランと比較した際に、利用できる機能が制限されています。ですが、スタンダードプランであってもPOSレジを利用するにあたって、必要な機能はそろっています。
スマレジにおいて無料でできることを4つの領域に分けて解説
ここでは、スマレジにおいて無料でできることを、4つの領域に分けて解説します。
- レジ業務
- 管理業務
- 拡張機能・システム連携
- セキュリティ
それぞれ、順番に見ていきましょう。
1. レジ業務
スマレジを無料で利用できるスタンダードプランの場合は、以下のレジ業務が行えます。
- レジ販売
- レシート印刷
- 点検、精算
- 取引履歴の閲覧編集
- 1,000件までの商品管理
- 商品在庫管理
- 締め処理
- 目標予算管理
- 売上分析
- 免税販売対応
- カスタマーディスプレイ機能
- NON-PLU対応
細かく分けると上記以外にも利用できる機能はありますが、基本的なレジ業務自体は問題なく行えます。
無料のスタンダードプランで行えない内容としては、パスポートリーダーを利用した読み込みや、引換券の発行などが挙げられます。
2. 管理業務
スマレジを無料で利用できるスタンダードプランの場合は、以下の管理業務が行えます。
- 商品情報の参照
- 売上日報(月報)の確認
- 税率設定
- 売上管理(曜日、部門、商品別)
- イベントカレンダーの登録
日々の売上管理について、曜日や部門別など細かくチェックできます。一方で、顧客情報の管理や会員ポイントに関する業務などは、有料プランのみ利用できる機能です。
また、棚卸や出入庫、仕入れと入荷のデータを閲覧する場合も有料プランでなければ閲覧できません。
3. 拡張機能・システム連携
拡張機能とシステム連携に関しては、スマレジを無料で利用できるスタンダードプランの場合、スマレジ・アプリマーケットのみ利用可能です。
有料プランで利用できる拡張機能や、連携できる機能は以下のとおりです。
- スマレジAPI
- free会計連携
- 弥生連携
- MFクラウド連携
- スマレジ・タイムカード連携
上記サービスとの連携を想定していない場合、無料のスタンダードプランで問題ありません。
4. セキュリティ
セキュリティに関しては無料のスタンダードプランの場合、パスワードロックとログインできるIPアドレスの指定が可能です。パスワードロックに関しては、機能単位でパスワードを設定できます。
一方で、セキュリティに関する以下の機能に関しては、有料プランのみとなります。
- SLA
- ログイン履歴の確認
- 操作履歴の確認
上記機能を利用したい場合、プレミアム以上の有料プランに加入しなければなりません。
スマレジの無料プランを利用している方の口コミ
実際に、スマレジの無料プランを利用している方の口コミを紹介します。
- 無料プランでも十分利用できる
- コストパフォーマンスが良い
それぞれ、順番に見ていきましょう。
1. 無料プランでも十分利用できる
新規商品登録が簡単で、画像付きで商品一覧に載せれるので商品検索時もわかりやすいところが良いです。有料プランで使用できる機能が色々ありますが、弊社の場合は1店舗で「複数店舗管理」「顧客管理10万件」「電話サポート」などの機能も必要なく、無料プランでも商品を販売してレシート・領収書を出せて販売した記録が見れるので、弊社の場合は無料プランで十分でした。
参照元:ITreview
スマレジは、無料プランでも十分利用できるという口コミです。
お店によっては複数店舗で利用することはなく、顧客管理においてもさほど登録を必要としないケースもあることでしょう。その場合は、スマレジの無料プランでも十分に活用できます。
2. コストパフォーマンスが良い
なんといってもコストパフォーマンスが圧倒的に良いと思います。基幹システムの刷新に合わせて、他社のPOSレジと比較検討した結果、無料プランからでも運用できると思い、スモールスタートとして採用とさせていただきました。(端末導入費用が初期費用としてかかりますが)また、検討していくなかでも丁寧にデモをしていただいたり、メールのやりとりも迅速に対応してくださいました。売上分析する上で、弊社の場合は商品別売上実績をベースに使用しているのですが、それを基幹システムに取り込めるように連携しています。販売時のタブレット操作は勿論、管理者用の画面も非常にわかりやすいUIになっていると思います。
参照元:ITreview
スマレジを利用しており、コストパフォーマンスが良いと感じている方の口コミです。
この方の場合は、他社のPOSレジと比較したうえで、スマレジに決めたようですね。また、無料プランから始められそうであれば、スモールスタートとして取り入れ、必要性を感じたら有料プランに切り替えるといった使い方も可能です。
>>スマレジの評判・口コミを214人から徹底調査!良い・悪い隠さずに紹介
スマレジの無料プランにおける2つの注意点
スマレジの無料プランを利用する際に、注意点が2つあります。
- 周辺機器を揃える費用はかかる
- サポートはメールと電話のみ
事前に理解しておかないと、混乱してしまうことが予想されるため確認しておきましょう。
1. 周辺機器を揃える費用はかかる
スマレジの場合、月額利用料は無料であっても周辺機器を揃える費用が発生します。
毎月無料で利用できると聞くと、費用は一切かからないものと想像してしまうのではないでしょうか。あくまで、月額の利用料が無料のプランもあるという話であり、機器を揃えるための費用が必要である点は理解しておきましょう。
2. サポートはメールと電話のみ
スマレジの無料プランは、サポートを受けられるのがメールでの問い合わせと電話のみです。トラブル発生時や不明点が出てきた際にリアルタイムで相談できるチャットサポートは、有料のプレミアムプランに加入しなければなりません。
また、電話はプレミアムプランであれば365日対応してもらえますが、無料のスタンダードプランは平日の10:00〜19:00のみです。手厚いサポートを受けたい場合は、有料プランでの契約も検討する必要があります。
スマレジはアカウント作成から30日間はすべての機能と導入サポートが無料
スマレジのアカウントを作成してから30日間は、すべての機能と導入サポートが無料で利用できます。そのため、実際に利用したうえで、無料プランと有料プランのどちらで契約するかを決められます。
ただし、30日を経過してからスタンダードプランにした場合、無料期間中に利用できた機能が使えなくなる可能性もあるため注意が必要です。すべての機能を利用できる点はメリットですが、有料プランしか利用できない機能に慣れてしまうと、無料プラン移行後に不便さを感じてしまうケースが考えられます。
有料プランへ申込みをせずに30日過ぎた場合は、自動的に無料のスタンダード・プランに移行します。
スマレジタイムカードも30名までなら月額費用が無料
スマレジが提供している「スマレジタイムカード」というサービスも、30名までであれば月額費用が無料で利用できます。
スマレジタイムカードは、スマレジが提供するクラウドの勤怠管理サービスのことです。勤怠管理や給与計算、帳簿管理までサービス1つで一元管理できます。スマレジと合わせて、勤怠管理システムの導入を検討している方であればおすすめです。
また、全機能が無料で使える60日間のお試し期間においては、コールセンターへの相談ができるだけでなく設定のサポートも無料で対応してもらえます。
スマレジの操作確認を無料で行う方法
スマレジを導入する前に、操作の確認を無料で行える方法があります。具体的には、以下のとおりです。
- ショールームで実機を操作する
- オンライン相談で画面共有を受ける
スマレジはショールームを設けており、実機を手に取って操作が可能です。スマレジのショールームは、以下のエリアで展開されています。
- 恵比寿
- 品川
- 新宿
- 名古屋
- 大阪
- 福岡天神
ショールームでは、導入の相談や見積もりを依頼できます。実機を手に取って操作したり、大きさを確認したりしたい方はショールームでの相談がおすすめです。
ショールームへ足を運ぶことが難しい場合は、オンライン相談が可能です。オンライン相談ではビデオチャットツールを使用し、スタッフの方から対面で説明を受けられます。スマレジのサービス説明から概算のお見積もりまで、詳しく案内をしてもらえます。
また、オンライン相談ではあらゆるケースを想定した動画で、管理画面とあわせて操作の様子を共有してもらうことが可能です。詳しい説明を受けたり導入について相談したりしたいが、ショールームへ足を運べないという方は、オンライン相談がおすすめです。
スマレジを無料で利用できるスタンダードプランがおすすめな人
スマレジを無料で利用できるスタンダードプランがおすすめな人は、以下のとおりです。
- 月額利用料を可能な限り抑えたい人
- 業務拡大なども見据えてまずはスモールスタートを考えている人
- 商品点数1,000点以下かつ自店舗のみでの利用を想定している人
POSレジを導入する際は、周辺機器を揃えるにあたって意外とお金がかかります。周辺機器の購入などに資金を充てるため、なるべく月額利用料を押さえたい人にはおすすめです。
スマレジは一般的なレジ機能であれば、無料で利用できるため、まずはスタンダードプランで始めたいと考えている方が多いはずです。スマレジであれば、初期導入時は最低限の機能だけ利用し、必要性を感じた際に有料プランに切り替えるといった使い方もできます。
スマレジのスタンダードプランにおけるデメリットの1つが、商品点数1,000点以下であり、複数店舗で利用できないことです。しかし、商品点数が少なく、自店舗での利用を想定している場合はスタンダードプランで問題ありません。スマレジのスタンダードプランは月額利用料が無料であるため、毎月のコストを抑えられます。
スマレジは0円からでも利用できるコスパが良いPOSレジ
スマレジは無料と有料のプランがあり、スタンダードプランであれば、月額0円でPOSレジを利用できます。有料プランと比較した場合、機能に制限はあるものの、一般的なレジ業務や管理業務は問題なく行えるはずです。
一方で、月額利用料は無料であっても、新たに必要機器を揃える際は費用が発生します。「スマレジは無料で利用できる」というのは、あくまで月額利用料が0円のプランもあるという話です。
スマレジの場合はアカウントを作成してから30日間は、無料ですべての機能やサポートが利用できます。また、ショールームやオンライン相談を活用することで、導入前に実機での操作や管理画面の確認が可能です。
スマレジのスタンダードプランは無料であるにもかかわらず、最低限必要な機能ができるため、コスパが良いPOSレジと言えます。導入を検討している方は、まずは公式サイトから資料請求を行いましょう!
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※記事を作成にするにあたって参考にしたサイト |